古屋晋一さん
脳科学の見地から音楽の技能熟達を研究テーマに、現在、ハノーファー音楽演劇大学客員教授などを務めています。
ピアニストに限らず、一定期間音楽訓練を受けた人であれば「頭頂連合野」が発達している可能性が高く、感覚情報の処理能力が高いでしょう。また、若い人の脳ほどやわらかく変化しやすいので、
★★早くに訓練をはじめた人ほど発達しているといえます。ただし、スピードは遅くなりますが、年齢を重ねてもその人の脳が持つ「限界」までは発達します。
一方、★注意力に関しては、楽器のなかでも ★ピアノの訓練がより効果的だといえます。
ケガや交通事故の原因となる注意力低下を防ぐには、「一度にたくさんのことに注意を向ける」能力が重要です。
ピアノ演奏は、両手指すべての神経を駆使し、協調させなければなりません。
さらに、右手でメロディー左手で伴奏など、多くの音を聞き分けながら演奏するので、「たくさんのことに注意を向ける」ように脳が働く必要があります、、、など語られています!!
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